眩くきらめくダイヤモンドは見るたびに心がときめきますよね。ダイヤモンドの評価基準となる『4C』は、カラット(Carat=重さ)、カラー(Color=色)、クラリティ(Clarity=透明度)、カット(Cut=輝き)の頭文字の4つの「C」から由来しています。一般的にはカラットを基準に選ばれる方が多いようですが、実際の大きさ以上の存在感を感じさせてくれるのは内面から放たれるまばゆい輝き。今回は繊細で上品な輝きを生み出すために重要となる『輝き=カット』についてお話しいたします。
同じ原石から切り出されたダイヤモンドでも、ひとつひとつに施されるカット技術で、そのきらめきに大きな差が生じます。カラット、カラー、クラリティの3つはダイヤモンドそのものが持つ石の品質です。しかしカットだけは、優れたカッター(研磨士)による熟練の技術がダイヤモンドの価値に直結します。ダイヤモンドがキラキラと輝きを放つのは、カットと研磨を施すことで光が複雑に反射するため。カットが少しでも歪んでいると光はうまく屈折せず、輝きは鈍くなってしまうのです。
(※例)ラザールダイヤモンドの場合
カットデザインにも様々な種類があり、婚約指輪として人気の高い58面体の「ラウンドブリリアントカット」をはじめ、ダイヤモンドをより輝かせるため独自のカット数やカットデザインを持つブランドもあります。なかでも最高峰のカッティング技術を持つロイヤル・アッシャー、ラザール ダイヤモンド、モニッケンダムの3ブランドは「世界三大カッターズブランド」とよばれ、世界中で信頼と人気を得ています。
原石の切り出しから磨き、カッティングまでを一貫して行っているカッターズブランドのなかでも、「世界三大カッターズブランド」の技術力には目を見張るものがあります。世界で唯一無二、「ロイヤル」の称号を持ち、白く上品な輝きが魅力的な『ロイヤル・アッシャー』。かすかな光も大きな輝きに変えて虹のような七色の輝きを放つ『ラザール ダイヤモンド』。ラグジュアリーホワイトをコンセプトに掲げた、瑞々しい輝きが特長の『モニッケンダム』。
いずれも職人の高いカット技術が生み出す輝きを持ち、王族をはじめセレブにも長い間愛され続けています。ダイヤモンドはカラット数が小さくてもカットが美しく精巧なほど輝きが強く、品質が高いと評されます。特に一生を共にするブライダルリングに輝くダイヤモンドは、大きさだけではなくカットにもこだわりたいところ。ロイヤル・アッシャーとラザール ダイヤモンドはトミヤでお取り扱いしていますので、ぜひ店頭にお越しいただき、永遠に愛せる一石を探してみてはいかがでしょうか。